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【待遇に不満がある人必見】年収をあげる8つの方法|税理士業界

税理士業界って、激務のわりに薄給じゃないですか?

良い給料を貰っているのは所長とトップ層の税理士だけ。中堅社員も新人も事務職も…、責任のある仕事を丸投げされているわりに安すぎる年収。

「やってらんねーよ!!」と退職を決意。貰った退職金の少なさに「ふざけんなよ!!」なんて叫んだ経験のある方はたくさんいると思います。

税理士業界勤務の皆さんが「年収を上げるためにはどんな方法があるのか?」まとめていきたいと思います。

事務所や勤務先によって待遇は様々です。あくまで「こういう傾向がある」という話です。

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税理士業界の年収について

まず初めに、税理士業界の平均年収はこのように言われています。

これ、年齢に関わらずです。20歳でも30歳でも40歳でも…未経験であれば300万~350万の年収を提示されるのです。

税理士事務所の平均年収

未経験者の場合:年収300万~350万

実務経験3~5年・科目合格者の場合:年収400万~

税理士の場合:年収500万~

ちなみに私の旦那も、20代前半のとき未経験で税理士法人に就職。300万くらいの年収でスタートしました。「まぁ20代前半未経験だしそんなもんかな」のスタートを切り…

先輩も同期も後輩もどんどん退職していくなか、スズメの涙ほどの年1の昇給をイライラしつつも受け入れ、資格のメドがたつまで約5年間勤めあげました。

新人教育も引継ぎも全くない状態で仕事をぶん投げられ、わからないことを質問する人もおらず、いつも1人で夜遅くまで残って自分で調べ、文句を言わず顧客対応を無難にこなすことをいいことにややこしい顧客ばかりを任され、税理士試験を諦めている先輩社員に「この業界って夢ないよね~、試験勉強なんて辞めたら?」など嫌味を言われながらも5年間頑張ったのに、スン万程度の退職金しか貰えず…

みたいな事務所は他にもたくさんあるのではないでしょうか?

同じ経験をした方、いませんでしょうか?

激務のわりに薄給であることもあり、ここ数年、税理士試験受験生は激減してきています。最近は徐々に待遇の改善していっている事務所もあるようですが、業界全体としてはまだまだ昭和です。

➡【なぜ?】税理士試験受験者が激減?税理士は人気がない資格?【理由は?】

税理士は平均年齢60代の超高齢化社会です。それも関係ありますかね?

若い方!とにかく頑張ってほしい!

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年収をあげる方法

そんな税理士業界にお勤めの皆さんが、年収を上げる方法を紹介していきます。

ここで紹介する年収をあげる方法は、税理士資格の有無によって実現できるかどうか異なることもあります。

現職で年収アップの交渉をする

年収に不満を感じているということは、「自分にこの年収は見合わない」「過少評価されている」「もっと仕事している」「もっと貰ってもいいはずだ」など、『自分の実力や仕事量に対して年収が少なすぎる』と感じていることでしょう。

そのような場合は、転職を決意する前に『年収アップの交渉』をしてみても良いでしょう。

税理士事務所には、ちゃんとした昇給システムや評価の仕組みが存在していないケースがほとんどです。所長のさじ加減で年収や昇給が決まるのです。

「自分も若い頃は薄給でこき使われたし、こんなもんでいいだろう」みたいな感じで年収を決めている高齢所長もいるでしょう。

もしあなたが事務所に必要な人材であれば、「年収交渉に応じなければ退職してしまうかも」と、年収アップしてくれる可能性もあるでしょう。

事務所の規模にもよりますが、所長の判断で、意外と簡単に年収アップしちゃうかもです。

実際「家族が増えたからもう少し年収が高い事務所に転職を考えている」など退職をほのめかすと、「次の4月に〇〇〇万に上がる予定だから頑張って!」などと足止めし、逆に交渉されるパターンもあります。

独立開業する

税理士資格があればの話ですが、独立開業する方法です。

開業後しばらくは年収がダウンするかもしれませんが、生涯賃金で考えると、早く独立開業する方が良いでしょう。

➡いつ開業すべき?積むべき経験とは?|30代開業税理士の実体験

➡開業税理士|クライアントの獲得・新規営業の方法を10紹介

独立開業すると、可能性は無限に広がります。

本業での年収が大幅にアップする可能性ももちろんですが、働き方も自由度が高まり、本業以外(保険や不動産の紹介手数料・執筆やセミナー・メディア出演・YouTube・ブログなど)でも収益を得ることができるでしょう。

旦那の開業1年目の売上を公開しています。良ければご覧ください。↓

個人事務所で右腕税理士になる

これも実際に身近に存在している30代前半税理士(有資格者)の話です。

個人税理士事務所(所長税理士+30代前半税理士+事務スタッフ3名)で働いている彼は、年収1600万円(+保険インセンティブ)貰っているとのことでした。

所長税理士は60代で、引退を視野に入れ若手税理士を雇いたいと考えていたところに、転職先を探していた彼を雇うことになった。という話です。

彼はバリバリ仕事しており、仕事量に見合った年収をしっかり貰えているそうです。

所長税理士も、彼に辞められては困るので、満足いく待遇を支払っているのでしょう。

個人事務所のため自由度高く働いています。彼自身の意志で保険代理店とも提携しており、顧客紹介(保険販売)のインセンティブもすべて彼の懐に入ってくるそうです。

保険のインセンティブは大型契約であれば1件300万超えの手数料収入が入ったりもします。さぞ稼いでいることでしょう。

➡税理士が保険で稼ぐのは邪道なのか?|”代理店登録”と”税理士提携”について考える

インセンティブもらえる事務所に転職する

インセンティブのある事務所に転職し、インセンティブで稼ぐ方法です。

  • 顧問先を新規開拓すれば、顧問料の何%が給与に反映する
  • 保険を売れば何%が貰える
  • 確定申告1件につき、+〇〇万

など、インセンティブを受け取れる事務所は割と存在します。売上を社員に還元する事務所は、社員思いの”良い事務所”であることが多いでしょう。

一般企業に転職する

税理士事務所から一般企業への転職成功談はよくあります。

一般企業の経理部や社内税理士・科目合格者としての採用など、スペックによって様々ですが需要はたくさんあります。

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「コンサル」もしくは「コンサル×税理士法人」系に転職する

「コンサル系」または「コンサルと税理士法人」がグループ会社化されているところは、比較的給与水準が高いです。(BIG4などもコンサル系に該当します)

M&AやIPO案件など難易度が高い会社もありますが、提案力やプレゼンのチカラが付くでしょう。

残業が多すぎる・残業代が出ないなどブラックな環境である場合も多いです。

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大手税理士法人に転職する

大手税理士法人に転職する方法です。有名なところだとBIG4などです。

大手税理士法人は抱えている案件も大きく業務の難易度も高いですが、就職できれば高い給与を貰え、良い経験になるでしょう。

副業する

いま流行りの副業です。

働きながらだと、隙間時間や自宅に居ながらできる、インターネットを使った副業がオススメです。

本業に関連することを、ネットを使って発信するのもアリですね☆

  • ネットショップ
  • WEBセミナー講師
  • WEBライター
  • YouTube
  • ネット広告・アフィリエイト
  • 投資
  • 不動産投資

など。

副業と思って始めたことが、「楽しく稼げてFIREできそう!」みたいな展開もあります。夢がありますね。

まとめ

以上、税理士業界にいる方が年収をあげる方法でした。

年収をあげるという前向きな方法とは異なりますが、『省エネ』になり『余力を自分のために使う』というのもありだと思います。(サラリーマンの特権ですね!)

税理士業界は、転職が当たり前の業界です。今の事務所の待遇に不満があるならば、転職活動をしてみても良いでしょう。

➡『転職』はリスクがあるが『転職活動』にリスクはない|転職活動のススメ

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私の旦那が激しく感銘を受けた”井ノ上陽一さん”の書籍です。(今やすっかり”井ノ上チルドレン”です)

独立開業を目指している方はもちろん、資格取得のため勉強中の方…、税理士業界で働くすべての方におすすめです。(特に現在の税理士業界に違和感を持っている方…ぜひ読んでください)

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