税金・確定申告

新しい税理士を探すべき?【税理士を変更したくなる理由5選】

現税理士にお願いし続けて良いのだろうか…別の税理士を探したほうが良いのではないか…。こんな悩みを抱えモヤモヤし続けている事業主の方は多いと思います。

この記事では、税理士を変更したくなる理由5選を紹介すると共に、変更を決意する前にぜひ読んでほしい内容をまとめています。

税理士変更にはリスクもあります。現税理士の何が不満なのか、どんな税理士に頼みたいのか、よく考えたうえで新しい税理士を探しましょう。

現税理士に契約解除を申し出るのは、新しい税理士が見つかってからにしましょう!

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税理士を変更したくなる理由 5選

顧問料を安くしたい

よくある理由として「顧問料が高い。安くしたい。」という理由があります。

同じ税理士から同じサービスを受けるのであれば高いよりも安い方が良いのは当然なのですが、背景にある理由は様々です。

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金銭的にキツイ

事業が赤字で、税理士報酬を捻出するのが金銭的に厳しいケースです。この場合は、安くしてくれる税理士を探す前に、まずは今の顧問税理士に相談してみるのが良いでしょう。

例えば、訪問頻度を減らすことで顧問料を安くすることが可能だったり、会計ソフトを導入し税理士に依頼する業務を減らすことで顧問料を安くすることが可能かもしれません。

サービスに対して高いと感じる

受けているサービスに対して高いと感じるケースです。

まずは現税理士との契約内容(契約書)を確認しましょう。例えば当初の契約では月1面談のハズだったのに面談していないなど、契約内容と実際のサービスが違う場合は、顧問料を見直してもらう必要がありますので、現税理士に言いましょう。

価格表などもなく契約内容がはっきりしない場合も、「この料金体系にはどんなサービスが含まれいるのですか?」など現税理士に聞きましょう。

そのうえで料金体系に納得できない(高い)と感じる場合は、他の税理士だとどうなのか、相場を調べてみましょう。あまりにも高ければ、税理士変更を検討しても良いでしょう。

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同業の経営者はもっと安いのに…

この場合も、まずは契約内容と含まれるサービスを確認しましょう。同業の経営者は「最小限のサービスのため顧問料が安い」という可能性もあります。

同じようなサービス内容なのに顧問料が高い場合は、税理士変更を検討しても良いでしょう。

代表税理士が担当する場合と、税理士法人の税理士補助(無資格者)が担当する場合では、『代表税理士が担当する方が高い』場合もあります。

単純に顧問料とサービス内容だけで比較できない部分もあるでしょう。

担当者が合わない・不満がある

税理士が担当しているのではなく、税理士補助(無資格者)が担当している場合によくある話です。中堅税理士法人などは半数以上が税理士補助(無資格者)なので特にです。

担当者への不満がきっかけで、個人税理士に税理士変更するという話はあるあるです。

担当者のレベルが低い

税理士補助が担当者である場合は無資格者が多く、経験値やレベルは様々です。

「業界経験5年目でベテランです!」という担当者もいれば、未経験で「税理士補助の仕事は初めてです。」という担当者もいるでしょう。「ルーティン業務はこなせても、アドバイスや相談には乗れません。」みたいな担当者はたくさんいます。

本来ならば税理士が同行などしてフォローすれば問題ないかもしれませんが、税理士も忙しいので放置されているケースがほとんどです。

たまたま担当者がハズレだな~と思う場合は、担当者変更してもらいましょう。この事務所にはハズレしかいないのか!?と思うレベルの場合は、『税理士に担当してほしい』と伝えるのも良いでしょう。

断られたり対応してもらえない場合は、税理士変更を検討しても良いでしょう。

担当者と合わない

「担当者と性格が合わないな~、苦手だな~」という場合は、担当者変更を依頼しましょう。

人間ですので、合う合わないはあって当然です。が、「合わなくてもきちんと仕事をしてくれる人」であればきっと、合わなくてもそれほど気にならないでしょう。

「なんか合わないから担当変えてほしいなー」と思うということは、仕事に対しても不満があるということだと思います。

担当変更に応じてもらえない場合や、この税理士事務所には自分と合わない担当者しかいないのか!?という場合は、個人税理士を探すと良いかもしれません。

担当者がコロコロ変わる

担当者がコロコロ変わる税理士事務所は、ブラック事務所の可能性大です。引継ぎもちゃんとされていないでしょうし、担当者のモチベーションも低いことが多いでしょう。

担当者がブラック事務所に疲弊してモチベーションも下がっているとすれば、悪影響を受けるのはクライアントです。税理士変更を検討して良いでしょう。

税理士と合わない・不満がある

続いては、代表税理士や税理士法人の所属税理士が顧問してくれているが、合わない・不満がある。というケースです。

この場合は「どうしようもないから税理士変更だ!」とすぐになりそうなのですが、もしかしたらあなた(クライアント)側に原因があるかもしれません。

本当は気遣いができてしっかり提案もしてくれる税理士だけど、『あなたが原因で態度が悪い・対応がヒドイ。結果合わないと感じる。』という可能性です。

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クライアント側にありがちな6つの理由
  1. 飲みの誘い・勧誘が多い
  2. 脱税志向が強い
  3. 書類を期限までに送ってくれない
  4. 時間にルーズ
  5. 話が長い
  6. 何でも屋のように依頼・相談してくる

上記のような理由で、むしろ顧問税理士側も『顧問契約を打ち切りたい』と思っているかもしれません。詳しくは下の記事でまとめていますので良ければご覧ください。↓

このような場合はまずは行動を改める必要があります。税理士変更したところで、新しい税理士とも同じ結末になる可能性が高いからです。

行動を改めて状況が変わらない場合は、税理士変更を検討しても良いでしょう。

「いやいやこっちに原因はない!」という場合は、人として本当に合わないのかもしれません。税理士変更を検討しましょう。

提案・アドバイスしてくれない

ルーティン業務や、こちらから依頼したことはこなしてくれるものの、経営に対するアドバイスや節税の提案などなどがなく、最低限のことしかしてくれない受け身の税理士。

悩んでいる時は特に、不満ですよね。「それなら会計ソフトでやるのと一緒じゃないのか?なにかアドバイスしてくれよ!」って思ったりしますよね。

税理士が忙しすぎて最低限のことをするしか余裕がないのか、めんどくさくてしないのか、ヤル気がないのか、聞かれてないから言わないのか、レベルが低くてできないのか…。

節税提案などは、しない主義の税理士もいたりします。

『提案・アドバイスしてくれない税理士』は、おそらく今後もそのままでしょう…。

「何か良い方法ありますか?」とか一度聞いてみても良いですが、答えによっては、税理士変更を検討した方が良いかもしれません。

ミスが多い

これは非常にイヤですね。

本当にたまたまミスをしてしまい、きちんとした謝罪があれば許容できるミスもあるかもしれません。難しい判断が必要で、判断ミスをしてしまい丁寧な説明があれば、これも許容すべきでしょう。

が、大前提、お金を払ってプロに依頼している以上ミスがないことは当たり前です。

『ミスが多く、理由を説明されても納得できない。』という場合は、それがその税理士のレベルなのでしょう。信頼できませんよね。

税理士変更を検討するのが良いでしょう。

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最後に

「税理士を変更したい!」と思っても、新しい税理士が理想の税理士とは限りません。「税理士が変わっても、結局同じ悩みのままだった。」なんてこともあり得ます。

  • 今の税理士の何が不満なのか
  • 新しい税理士には何を望むのか
  • いま自分にできることはないのか

考えをよくまとめたうえで、新しい税理士探しをすると良いでしょう。良い税理士に出会えると良いですね!

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ぜひ一度読んでみてください。

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