士業全般

面接でよく聞かれる12の質問|会計事務所の転職活動《面接対策》

会計(税理士)事務所への転職活動中、または転職予定の方、面接対策は進んでいますでしょうか?

転職前の職場でいくら中身のある業務をおこなっていたとしても、面接時に言葉で伝えられなければ意味がありません。面接で聞かれる可能性のある質問をある程度想定し、受け答えをイメージしておくに越したことはないでしょう。

よく聞かれる質問をまとめていきたいと思います。

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まずは職務経歴書に書いた内容を再確認

面接時に必ず触れられるであろう内容は『職務経歴書や履歴書に書いたこと』です。

職務経歴書に書いた内容について自分の言葉で話すこと、また関連する質問にも答えられるような準備は必ずしておきましょう。

面接を受ける事務所のホームページはしっかり見ておく

もう1つ大事なことは、面接を受ける事務所や会社のホームページにしっかり目を通しておくことです。

チカラを入れていることや、事務所の特徴・強みなどを理解し、自分の経験や強み・挑戦したいことと関連付けて話せるような準備が必要です。

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よく聞かれる質問

面接時にどのような質問が多いのかリストアップしていきたいと思います。

1.自己紹介をして下さい

はじめに聞かれるであろう質問です。

基本的には「大学を卒業後は・・・」など最終学歴から始まり、職歴を話していく流れです。直前の職歴について一番詳しく話すのが良いでしょう。

「自己紹介をして下さい」で、どこまで詳しく話すのかは考えておいた方が良いでしょう。

のちのち深堀りして質問されるはずなので、アピールしたいからといって長々と一方的に話し続けるのは逆効果です。

2.過去の経歴を教えて下さい

「自己紹介をして下さい」の代わりにこのように聞かれることもあります。

最終学歴から始まり、職歴を話していけば良いでしょう。

試験勉強に専念していたりして無職期間がある場合は、その説明も必要です。

3.転職理由は?

ほぼ必ず聞かれる質問です。

「人間関係や、待遇への不満」など、ネガティブな理由は言わないべきです。

ただし、前事務所がとてつもなくブラックだったりして、「転職後は残業時間が多すぎる事務所では絶対働きたくない!」「待遇が悪い事務所では絶対働きたくない!」という場合は、正直な転職理由を伝えるべきです。

「実はうちも残業時間多いんだけどな~」「待遇悪いんだよな~」っていう場合は、面接で教えてくれるか、採用には至らず避けられるはずです。

4.志望動機は?

これもほぼ確実に聞かれる質問です。

数ある会計事務所の中で、なぜ選んだのか?

必ず事務所のホームページを隅々まで読んでおき、事務所の特徴や得意分野を理解し、志望動機をまとめておきましょう。

転職活動の際の『募集要項』の『事務所の特徴』や『強み』なども頭の中にいれておきましょう。

5.税理士試験の状況は?

こちらも聞かれるであろう質問です。

どの科目に合格しているのか?どの科目を勉強しているのか?今後も試験勉強と両立させていきたいのか?

試験勉強と両立させたい場合は、面接時にその意志を伝えるべきです

実際に勤務して『試験勉強をする時間が全く確保できない』という状況を回避しなくてはいけませんので。

6.他の事務所の転職活動の状況は?

採用の可能性が高まっていると聞かれる質問です。

「ぜひ来てほしいから他の状況をヒアリングをする」場合もあれば、「どういう事務所を受けているのかで、目指している方向性を分析するため」に質問する場合もあります。

例えば相続に特化している事務所を受けて「相続をやりたいんです!!」とアツく語ったわりに、他に受けている事務所が相続とは無縁の事務所だったりすると・・・

少々説得力に欠けますよね。

(※)わざわざ社名・事務所名を自分から答える必要はありません。「1つの税理士事務所が、最終面接まで進んでいます。」といった回答で良いでしょう。

7.苦労・失敗エピソードは?

どんな苦労・失敗をしたかという中身もですが、それをどう感じたか・何を学んだか・今後にどう活かすか。後半部分が大切です。

8.担当していた顧問先の数や経験のある業務

前の職場や事務所で、どのような業務の経験があるのか、顧問数は何件くらい担当していたのかなどを聞かれることもあるでしょう。

職務経歴書に書いている場合は、同じ内容を自分の言葉で話すと良いでしょう。

9.税理士を目指す(目指した)理由

なぜ税理士業界で働くことを選び、税理士を目指したのか?聞かれることもあるでしょう。

「稼げそうだから」「なにか資格を・・・」などが本音であったとしても、面接相手が雇いたいと思う理由も考えておきましょう。

「税理士業を通じて誰かの役に立ちたい」「こんな仕事がしたい」「税理士の仕事のこんな部分にとても興味がある」などの話を、過去の経験やエピソード・自己分析から語れると良いですね。

10.独立開業の予定は?

あまりハッキリ聞かれることはないかもしれませんが、聞かれた場合どのように答えるか考えておくと、戸惑うことはないでしょう。

入社しても短期間で辞めてしまうと思われては不利です。

11.前職の年収と希望の年収は?

面接が進んでいくと聞かれる可能性があります。

事前にエージェントに相談しておき、どれくらいの年収が期待できるのかをエージェントから教えてもらっておくのも良いでしょう。

12.何か質問はありますか?

最後にほぼ確実に聞かれます。

2、3個は事前に考えていた方が良いでしょう。

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最後に

税理士業界の転職活動は、必ず”特化型”のエージェントを通しておこないましょう

求人数はもちろん、エージェントも業界に対してノウハウを持ち合わせているため、色々教えてくれるでしょう。

またセカンドオピニオンの意も兼ねて、2つくらい登録しておくこともオススメです。

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《おまけ》おすすめ書籍

私の旦那が激しく感銘を受けた”井ノ上陽一さん”の書籍です。(今やすっかり”井ノ上チルドレン”です)

独立開業を目指している方はもちろん、資格取得のため勉強中の方…、税理士業界で働くすべての方におすすめです。(特に現在の税理士業界に違和感を持っている方…ぜひ読んでください)

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