資格・試験のこと

30代開業税理士が感じる『仕事の醍醐味・やりがい・存在意義・応用力』

30代開業税理士の旦那が語る、税理士の『醍醐味・やりがい・存在意義・応用力』についてまとめたいと思います。

「現在税理士を目指して勉強中の人」「税理士として日々仕事に励んでいるものの何か大事なことを忘れているような気がする人」、ぜひ読んでください。

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税理士は「人の人生に深く関わる仕事」

『税理士』は「お金」全般に関わる仕事です。

一見「お金」と聞くと、大事だけどなんだか冷たく事務的なイメージがあります。

人が生きていくうえでは、何をするにも「お金」が動きます。「何かに悩む」とき、悩みには「お金」が関わってきます。

『人生⇔生きる⇔悩む⇔行動する⇔お金が動く⇔税理士』

と、繋がっています。

  • モノを買う:お金が動く
  • 事業を営む・働く:お金が動く
  • 人が生まれる・亡くなる:お金が動く
  • 家を売買:お金が動く

↑これら「お金が動く」とき「税金」も発生します。(消費税・法人税・事業税・所得税・住民税・相続税・贈与税・固定資産税など)

「お金」のことだけを仕事としているように思えても、背景に「人の人生がある」ということを忘れてはいけません。

「お金」に関わる仕事ということは

「人の人生に深く関わる仕事」

「お金」に関わるという方法で「人の人生」に関わり解決に導くという素晴らしい仕事です。

税理士業の醍醐味・やりがい

経営者に会って対等に話ができる

「FP(ファイナンシャルプランナー)です」「コンサルです」と言っても会えない相手にも、「税理士です」と言うと会えます。

会えるだけでなく、必要とされます。頼られます。

『専門家』とはそういった社会的地位・存在価値があるものです。

お客さん(会社や個人)と共に成長できる

「税理士」の仕事は、お客さんの本業(まれに副業でもありますが)の成長過程に携わり、同じ方向を向いて仕事をします。

お客さんの会社が成長すると顧問料を引き上げたりします。案件がうまくいくと、スポットとして報酬を貰ったりします。

難しい相談であればあるほど、解決策を提案し解決したときお客さんと共に税理士も成長できます。喜びも分かち合えます。感謝もされます。

必要不可欠な存在である・頼られる

とにかく頼りにされます。「税理士」と知り合って損することはありません。身近に1人はいてほしい存在です。

「税理士」は町医者のような存在です。

お金や経営に関することなど、なんでも知っていると思って頼られます。(社会保険・人事・雇用保険・助成金など…)

なんでも聞かれるのがイヤな人は、「頼られない税理士」になってしまうでしょう。

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頭1つでお金が稼げる

「税理士」は頭1つでお金が稼げます。「頭・知識・アドバイス」に価値があるからです。

また、資格があれば独立開業ができます。会社の看板も、工場も、商品も必要ありません。

現実的にいうと、PCやシステムくらいは必要ですが・・・

旦那の開業1年目の売上をまとめています。良ければご覧ください。↓

お金に関わることに携える

『命・お金・愛…。なにが一番大事か問題』の時、必ず候補にあがる「お金」に携えます。どこの世界も「お金」を握っている人は強いのです。(財務省や経理担当、家計を握っている人など)

そんな「お金」の専門家であり、『先生』です。

>>先生と呼ばれる職業について考える|なぜ『先生』と呼ばれるのか?

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やりがいを感じるとき

では、どんな時にやりがいを感じるのでしょう?

お客さんに感謝されたとき

どんな仕事でもそうですが「感謝されたとき」にはやりがいを感じます。

自分の提案が相手にささったとき

相談を受けた時、「こうするのはどうですか?」という解決策の提案は、税理士によって様々です。

お客さんの性格や相談の背景にある人生など、様々な要素をくみ取って解決策を考えます。

悩みや問題点にお客さん自身が気付いていない場合もあります。その問題点を発掘し解決できたとき、その提案がお客さんにハマったとき・・・やりがいを感じます。

「ヒアリング」や「提案書」のスキルがあると、非常に良いでしょう!

銀行を説得できたとき

お客さんと銀行との間に入って銀行を説得する場面は多くあります。

銀行を説得できたときやりがいを感じます。

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逆にそれが負担になる時もある

ここまで「税理士の仕事の醍醐味・やりがい」について述べてきましたが、それが逆に負担になる場合もあります。

長い付き合いになる

税理士はお客さんと非常に長い付き合いになります。『創業の時から携わり、その後引退するまでずっと付き合いが続く』というケースもあります。

相手との相性によっては、負担に感じる場合もあるでしょう。

なんでも聞かれるのでしんどい・面倒

税理士は、なんでも聞かれる「町医者」のような存在です。お金のことから、お金に関係ないことまで相談されたりします。

それを、しんどい・面倒だと思うときもあるでしょう。

うまくいかなかった時に責任を感じる

提案どおりにコトを進めたがうまくいかなかった時、銀行との均衡がうまくいかなかった時、責任を感じる場合もあるでしょう。

飲みの付き合いがしんどい

お客さんは感謝の気持ちや親睦を深めようと思って『飲み』のお誘いをします。

しかし、気を遣ってお客さんと食事やお酒を飲むことをしんどいと感じる場合もあるでしょう。

>>税理士に『飲みの付き合い』は必要なのか?必要な飲みとムダな飲みを仕訳

「税理士」は応用がきく資格

税理士資格をもっていても、税理士業務をしない人もいます。

  • 経営者になる
  • 上場会社の監査役になる
  • 不動産業を営む
  • M&Aの仕事をする
  • コンサル業をする

「税理士」としての知識や資格を持っていると、他の仕事をする場合も非常に強みになります。

「税理士資格」をもった「不動産会社の社長!」といわれると、急に魅力が倍増しますよね!

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最後に

「税理士」の仕事は、 「人の人生に深く関わり、解決に導く仕事」です。

たくさんの人を助けることができます。社会にとって必要不可欠な仕事です。

これからも、たくさんの人を助けてください。

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《おまけ》おすすめ書籍

私の旦那が激しく感銘を受けた”井ノ上陽一さん”の書籍です。(今やすっかり”井ノ上チルドレン”です)

独立開業を目指している方はもちろん、資格取得のため勉強中の方…、税理士業界で働くすべての方におすすめです。(特に現在の税理士業界に違和感を持っている方…ぜひ読んでください)

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