私の旦那は、30代開業税理士です。
結婚当初、税理士の卵(試験勉強中)
↓
数年後、税理士資格を取得(勤務税理士)
↓
現在、独立開業(開業税理士)
それぞれのトキ(試験勉強中/勤務税理士/開業税理士)に感じた、現旦那に対するメリットデメリットをまとめていきたいと思います。
これはあくまで、私個人の価値観によるメリットデメリットです。
人によってはメリットデメリット逆に感じる面もあるかもしれません。
目次
メリット
メリットとして、次のようなことが考えられます。
- 転勤がない
- お金全般に詳しい
- 士業・金融機関との人脈が豊富
- マジメな人が多い
- 景気に左右されにくい
- 社会的信頼がある
- 周りからスゴイと言われる
- 付き合いの食事は基本的にオゴリ
- 仕事と勉強で大変だから無駄遣いしない(税理士試験勉強中)
- 定年がない(税理士)
- 身内や友達に頼られる(税理士)
- 収入が高め(税理士)
- 収入は青天井(開業税理士)
- 時間や休みを自分で調整できる(開業税理士)
- 経費で落とせる(開業税理士)
1つずつ見てきましょう。
税理士業 共通
転勤がない
基本的に転勤がありません。
大手税理士法人に就職すれば転勤の可能性がありますが、転勤がイヤなら転勤のない事務所に就職すれば良いだけです。
お金全般に詳しい
税金はもちろん、社会保険・相続・不動産など、お金に関する知識が豊富です。
確定申告の時など、頼りになります。
士業や金融機関の人脈が豊富
税理士事務所は、社会保険労務士や司法書士・銀行員、時には不動産屋や保険募集人・弁護士などと連携が必要な職業です。
なにかの時に役に立つ人脈が豊富だといえるでしょう。
マジメな人が多い
全員がそうだとは言いませんが、マジメな人が多いです。
超難関試験に挑む人ですしね。
景気に左右されにくい
不景気になると資格取得を目指す人が多くなるように、資格のいる仕事は基本的に不景気に強いです。
税理士業は、景気が悪くなっても必要であり景気に左右されにくい職業です。
社会的信頼がある
税理士は、法律によって『一定の社会的地位が保証される』そうです。そのため、住宅ローンが通りやすかったり、プレミアムカードが作りやすかったりします。
周りからスゴイと言われる
周りから「すごいね」と言われます。
付き合いの食事は基本的にオゴリ
基本的には接待される側ですので、クライアントから食事や飲みに誘われても出費はありません。
税理士の卵(資格勉強中)時代
この項目に関しては、かなり無理やりなメリットです・・・。メリットがこれくらいしか思いつきません。
仕事と勉強で大変だから無駄遣いしない
友達と遊んだり、飲みに行ったり・・・仕事と勉強で忙しすぎてそんな時間はあまりありません。
メリットということにしましょう。
勤務税理士 時代
身内や友達に頼られる
親や親戚・友達からたくさん質問がきます。役に立つ存在です。
一族に1人、医者と税理士がいると助かりますね。
収入がやや高い
勤務税理士でも収入が高い人もいますし、開業税理士でも収入が低い人もいます。
勤務税理士の場合は「どこに就職するか」、開業税理士の場合は「個人のチカラ」がすべてなので、一概には言えません。
開業税理士 時代
勤務税理士と重複しているメリットは省略します。
収入は青天井
勤務税理士の場合は「どこに就職するか」、開業税理士の場合は「個人のチカラ」がすべてなので、一概には言えませんが…
開業税理士になると、頑張り次第で収入は青天井であると言えるでしょう。
時間や休みを自分で調整できる
自営業やフリーランスにも共通することですが、やはり自分で休みを調整できるのはかなりのメリットです。
経費でおとせる
こちらも、自営業やフリーランスにも共通することですが、サラリーマンにはないメリットですね。
旦那の開業1年目の売上をまとめています。良ければご覧ください。↓
デメリット
デメリットとしては、次のようなことです。
- お金の隠し事がバレやすい
- 家計を把握しようとする
- 繁忙期が忙しい
- 断れない付き合い(クライアントからの誘い)が多い
- お金がかかる(税理士試験勉強中)
- 資格を取れる保証はない(税理士試験勉強中)
- 忙しくて、家庭は後回し(税理士試験勉強中)
- メンタルがやられる時期もある(税理士試験勉強中)
- 給料が低い(税理士試験勉強中)
- さほど高くない給料でこき使われる(勤務税理士)
- 働けなくなったときが心配(開業税理士)
こちらも、1つずつ見ていきましょう。
税理士業 共通
お金の隠し事がバレやすい
例えば共働きで給料額を隠そうとしても、ふとした発言で(税金が〇〇円引かれてた~。育休手当〇〇円だった~。年末調整で・・・)バレる可能性があります。
家計を把握しようとする
クライアントのお金のことを考えるのが仕事なので、同じように家計のお金のことも把握したがります。
財布を完全に握られたくない場合は、結婚前に話し合っておきましょう。
繁忙期が忙しい
確定申告や決算の時期(一般的には12月頃~5月頃)はとても忙しいです。
断れない付き合い(クライアントからの誘い)が多い
税理士事務所は飲み会が少ないです。
しかしクライアントからのお誘いが多く、断りにくいです。
税理士の卵(資格勉強中)時代
メリットは無理やりの1つだけだったのに、デメリットはたくさんあります。
お金がかかる
資格勉強にはお金がかかります。
何年勉強するか、大学院に行くか行かないかにもよりますが、私の旦那はトータル420万円かかりました。
メンタルがやられる時期もある
試験勉強が思うように進まなかったり、試験(8月)が近づく時期、試験後の出来が悪かった時や、試験に落ちた時・・・
(↑1年中ですやん)
メンタルがやられる時期があります。
給料が低い
資格がないうちは、基本的に給料は低いです。
勤務税理士 時代
さほど高くない給料でこき使われる
税理士の資格が取れても、一流企業に就職した同世代に比べると給料はさほど高くありません。
それなのに、事務所にこき使われます。(事務所や人によります。)
開業税理士 時代
働けなくなった時が心配
自営業やフリーランスにも共通しますが、ケガや病気で働けなくなっても、サラリーマンのように会社が守ってくれるわけでもなく、代わりもすぐには見つかりません。
保険で備えておいたり、暫定的に仕事をお願できる人脈を作っておく必要があります。
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《おまけ》おすすめ書籍
私の旦那が激しく感銘を受けた”井ノ上陽一さん”の書籍です。(今やすっかり”井ノ上チルドレン”です)
独立開業を目指している方はもちろん、資格取得のため勉強中の方…、税理士業界で働くすべての方におすすめです。(特に現在の税理士業界に違和感を持っている方…ぜひ読んでください)
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