税理士といえばなんとなく男性のイメージが強く、実際女性税理士の数は少ないですが、女性税理士を選んだ方がうまくいく場合も多くあります。
今回は「女性税理士に依頼する理由・メリット」についてまとめたいと思います。
目次
女性税理士の割合・人数は?
(第6回税理士実態調査/平成26年4月調査より)
女性税理士の割合は、全体の14.4%(人数にして10,859人)となっています。

女性の社会進出や、共働きの増加・コロナ禍による資格取得を目指す人が増えていることも背景に、女性税理士の数は増え続けています。
(平成28年の税理士試験の合格者のうち、約27%は女性です。)
税理士は「税務のスペシャリスト」ですので、仕事内容に男女の差はありません。
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女性税理士に依頼する理由・メリットは?
一言で「女性」といっても様々なタイプの「女性」がいます。
あくまで『一般的に』という話です。
資産税(相続税や固定資産税)の相談がしやすい
相続の相談をするとき、家族の事情などプライベートな話が多く絡みます。男性税理士には言いにくいような事情など、女性税理士には相談しやすいと感じる人が多いでしょう。
また、相続での話し合いの場面でも、うまくまとめてくれるでしょう。
特に女性の相談者は、女性税理士の方が相談しやすいという人が多いです。
女性向け事業(エステやネイルサロンなど)である
エステやネイルサロンなど女性向けの事業は、「店舗に出入りするスタッフもお客さんも全員女性」という場合が多いです。
男性税理士が出入りするよりも女性税理士が出入りするほうが、店舗側も受け入れやすいでしょう。
また、オーナーも女性である場合は、やはり女性税理士の方が相談しやすいでしょう。
経理担当は女性が多い
企業の経理担当は女性であることが多いです。
些細な質問や心配事など、男性税理士には聞きにくい質問なども女性税理士なら聞きやすい、ということもあります。
丁寧・キメ細かいフォローをしてくれる
「女性税理士に依頼して良かった」と思う人の理由として、「丁寧でキメ細かいフォローをしてくれる」といった内容を多く聞きます。
一般的に女性は世話好きの人が多く口調も柔らかく丁寧であるため、「丁寧でキメ細かいフォローをしてほしい」場合は、女性税理士に依頼するのが良いでしょう。
雑談力・コミュニケーション能力が高い
女性税理士の中には、結婚・出産・子育てを経験している税理士もいます。
また一般的に女性はおしゃべりな人も多く、コミュニケーション能力があります。
仕事以外の話から課題が見つかったり、共通の話題を話すことで信頼関係が深まり、「人として信頼できる」「付き合い続けたい人」という位置づけの税理士になる可能性も高いでしょう。
男社会にいるため、気力・能力が高い
85.6%が男性である「税理士業界」に飛び込んできた女性税理士は、非常にガッツがあり、能力も高いでしょう。
税理士試験に勝ち抜き、税理士業界で活躍している女性は、間違いなく向上心も高いため、良い仕事をしてくれるでしょう。
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女性税理士が合わない場合もある
「女性税理士が良い、女性税理士の方が合う」といった場面がある反面、「男性税理士しか合わない」という場面もあります。
例えば中小企業の男社長の中には、男社会で生きており、ビジネスの相手は男性以外考えられない、といった考えの社長もいます。
また、お酒が好きで夜のお店に一緒に行きたいタイプの社長もいれば、女性というだけで「頼りない」「気を遣って逆に何でも言いにくい」と思う人もいます。
最後に
税理士を探す場合、「エリア」「顧問料」などの条件面も大切ですが、「女性税理士」「若手税理士」といったことも指定して探すことができます。
税理士を探すサイトはいくつかあります。
どんな税理士と出会いたいか、実際の相談をイメージして探してみてください。
《おまけ》おすすめ書籍
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ぜひ一度読んでみてください。
こちらは独立開業を目指している方はもちろん、資格取得のため勉強中の方…、税理士業界で働くすべての方におすすめです。(特に現在の税理士業界に違和感を持っている方…ぜひ読んでください)
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