「税理士の態度が悪い、高圧的だ、レスポンスがない」「前任は月1来てくれたのに新任は全然来ない!」などといった税理士に対する不平不満をよく聞きます。
人間同士の付き合いなのでもちろん相性もありますが、「初めは丁寧だったのに徐々に態度が悪くなってきた」「新しい担当者がヒドイ」「税理士変更で契約解除を申し出たらキレられた」など、聞いていてヒドイなと思う話はそこら中にありふれています。
税理士側に問題がある場合ももちろんありますが、もしかしたらお客さん側に問題があるかもしれません。
お客さん側に問題がある場合、例え税理士変更をおこなったとしても、新しい税理士との間で何かしらの問題が起こり続けることでしょう。
この記事では、顧問税理士の『態度・対応がヒドイ』と感じた場合にどうすれば良いか?もしかしてお客さん側に原因があるのではないか?についてまとめています。
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目次
税理士側に原因がある
まずは、お客さんは何も悪くないのに税理士側に原因がある場合です。
顧問料を払う”お客様”の立場なのに、色々お願いしたり教えてもらったり”先生”と呼ぶ立場であるという関係性のため、あまり強く言えないという人もいると思います。
どっちが上とかエライとかではありません。ビジネスです。支払った報酬に対する仕事をしてもらうのは当然であり、どちらにも選ぶ権利があります。
>>税理士ドットコムで最適な税理士選びヤル気も責任感もない「雇われ勤務税理士・税理士補助」?
ひとり税理士や個人税理士事務所の場合、代表税理士が直々に対応したり、そうでなくとも意識高く働いている人が多い傾向にあります。
しかし、顧問をお願いしている税理士事務所がそれなりの規模の税理士法人であると、担当者によってヤル気や責任感・実務レベルはピンキリです。その担当者にはヤル気や責任感がないのかもしれません。
担当がコロコロ変わったりしませんか?離職率が異常に高い事務所はブラック事務所です。業務が回らないほど仕事を振られていたり、待遇が悪すぎてヤル気を喪失している可能性があります。
しかしそんなことはお客さんには関係ありません。事務所の内部を変えることなどできないので、そういった事務所に依頼するのは辞めて新たな顧問税理士を探すのが良いでしょう。
忙しすぎる
お客さんからすると「そんなこと知ったこっちゃない!」って感じですが、税理士が忙しすぎる場合もあります。態度が悪いとかではないが「レスポンスが遅い。全然来ない。」などの場合はその理由が濃厚です。
繁忙期等でスポット的に忙しいのかたまたま忙しいのか年中忙しいのかわかりませんが、そんなことは関係ありません!
お金を払って顧問契約を結んでいるのであれば、契約通りの仕事をして貰う権利はあります。月1訪問の契約を交わしていたのであれば、双方の合意なく月1訪問がないなんてことはNGです。
自分がエライと思っている
稼ぎも良く、周りに「先生、先生」と言われ続けていることによって「自分はエライ。」と天狗になっているのかもしれません。お客さんを見下しているのかもしれません。
他にも税理士がおり担当変更してもらえるのであれば、思い切って担当変更を申し出ましょう。個人税理士事務所の場合は、新しい顧問税理士を探すのが良いでしょう。
そもそもそういう人間である
そもそもそういう人間性であるという可能性もあります。税理士だから…とかではなく、平気で約束を破ったり連絡を無視したり、高圧的でキツイ言い方しかできないモラハラ気質の…。
そうであれば…どうしようもないので新しい税理士を探しましょう。。。
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お客さん側に原因がある
自分では気付きにくいかもしれませんが、お客さん側に原因があることも意外と多いんです。税理士側が「あなたとは本当は付き合いたくない」「こういうところを改善してほしい」と思い、イライラが募って態度に現れているというケースです。
1つずつ見ていきましょう。もしも当てはまることがあれば、改善しましょう。
飲みの誘い・勧誘が多い
やたらと飲みのお誘いをしたり勧誘が多いと、そういう付き合いが嫌いな税理士からは嫌がられるでしょう。(ウェルカムな税理士もいます)
- 美味しいお店をご馳走するのだから嫌な気はしないだろう
- 経営者の集まりなどで、顔を売る機会になるから良いだろう
- コンサートチケットを無料でプレゼントするのだから喜んでくれるだろう
などというのは、あなたの思い込みかもしれません。
もしかしたら税理士側は「そんな時間があれば仕事したい。家族と過ごしたい。」と思っているかもしれません。お誘いはほどほどに…というか無くても良いでしょう。
税理士報酬を払っているのですから、それで良いのです。
脱税志向が強い
無理やり領収書を経費に入れようとしてきたり、なんとか税金を減らせるような相談ばかりしてきたり、脱税志向が強いお客さんは嫌がられます。
税理士は、正しく納税することをサポートするのが仕事です。脱税行為に加担し、税理士資格が剥奪されるリスクのあるお客さんには関わりたくないでしょう。
書類を期限までに送ってくれない
「〇月〇日までに書類一式揃えて送ってください」などの期限を守ってくれないお客さんも嫌がられます。
税務署に提出しなければいけない書類には期限があります。何社分・何人分もの申告の提出期限が同時に来るのです。
税理士側もスケジュールを考えて送付期限を伝えているのに、”お客さんが書類を送ってくれないから仕事が進まない”なんてことがあると、イライラします。
時間にルーズ
誰が相手でもそうですが、時間にルーズな人は嫌がられます。信用もなくします。約束の時間は守りましょう。
話が長い
税理士は忙しいです。
もちろん雑談やコミュニケーションも大事なのですが、相手の今の状況がわからないのに電話で長々話をしたり、大した用事もないのにアポを取って時間を奪ったり…
もちろん本業に関わる大事な用事の場合は大丈夫です。
心当たりはありませんか…?
「そんな関係ない話するほど暇じゃないんだよー!」と、イライラして態度が悪くなっているかもしれません。
何でも屋のように依頼・相談してくる
例えば、顧問料を払っているからと言って自社ではなく知り合いの会社の相談をしたり、顧問税理士は別にいるのにセカンドオピニオン的に(無料で)相談しようとしたり、ありもしない仮定の話を延々と聞いてみたり…
報酬を支払っているのであれば、その報酬に含まれているサービスはもちろん受けるべきです。が、明らかにサービスの範囲を超えて、しかも頻度高く、しかも偉そうに相談すると、税理士側もだんだんイライラしてくるでしょう。
「こういう相談をしたいのですが、別途料金がかかりますか?」
など確認してから相談・依頼すると円満に進められるでしょう。
別でお金を払いたくない場合は、市区町村で定期的に行われている税理士無料相談会や、税務署に相談しましょう。もしくは自分で調べて何とかしましょう・・・!
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ヒドイ場合は税理士会支部にクレームを!
税理士の態度が悪い原因がお客さん側にある場合は、改善して頂く必要があるのですが、『それでも態度が悪すぎる!あまりにもヒドイ!』という場合は、その税理士が所属している税理士会支部にクレームを入れるのもありです。
他にも同じように思っているお客さんはいると思います。
税理士変更をする
「クレームを入れるほどではない…。自分とは合わないだけかも…?」みたいにモヤモヤがどうしようもない場合は、税理士変更をするのが一番です。
「親戚が税理士として独立した」「古くからの友人が税理士になった」など、それなら仕方ないなと思えるようなうまい言い訳をすると、揉めることなく税理士変更できるでしょう。
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ぜひ一度読んでみてください。
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